理事長挨拶

依田訓彦理事長 画像①_K01A0026-2.jpg
理事長あいさつ
山梨県印刷工業組合
理事長 依田訓彦

5月の通常総会にて、ご承認を頂き山内幸雄氏の後任として第17代山梨県印刷工業組合理事長を拝命いたしました株式会社少國民社の依田訓彦でございます。何分未熟者であり浅学非才の私ではございますが、優秀な理事および執行部の方々、更には組合員皆様のご協力を頂戴しながら微力ではございますが業界発展の為粉骨砕身努力してまいりたいと存じます。
 まずは、2018年より2期4年、組合の舵取りを立派に終えられました山内幸雄前理事長には、これまで挙げられた成果とそれに対するご努力に対し敬意を払い、改めて御礼を申し上げたいと存じます。そして組合員の皆様および関連事業者の皆様、平素は組合活動にご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。  前年度を振り返りますと、2020年1月から続いて参りました新型コロナウイルスに翻弄され未だに収束に兆しが見えない状況であり、山梨県内に目を向けますと感染者数も既に3万人を超えてきております。新たな変異株の出現等この状況下を勘案するとアフターコロナは少々先の話しとなりそうであり、今は正にwith & beyond コロナ時代をどう生きていくのか考える時期に突入したと思います。
 今年度組合のスローガンとして「redefine_再定義する」を掲げたいと思います。これは現在我々印刷業界で当たり前のように起きている事象から必然的に浮ぶ言葉ではないかと思います。敢えて動詞形にしたのは、その決意を表すためであり、業界のみならず我々の組合にも当てはまる単語ではないかと思っております。業界を取り巻く状況は人口減少に加え新型コロナウイルスの影響による印刷需要の減少、ロシアとウクライナ紛争により加速度的になった原油高・材料不足による用紙・インキ・刷版等の材料費の高騰、情報伝達手段の多様化による紙媒体利用の減少、さらには差別化する事が難しい印刷業の特性から、異業種からの参入など難しい状況は今後も継続されると思われます。山内前理事長の言葉をお借りしますが、アフターコロナの回復はK字型と言われています。つまり回復する側と落ち込む側の二極化になると言われています。今、自分の置かれている状況がまぎれもない現実であり、今までやってきた結果の現れだと思います。
 最後に私たち経営者は、現実から目をそらすことなく本業喪失の危機の中、コロナ禍のこの時期だからこそ、「redefine_再定義する」をキーワードに、5年先10年先の未来に向けてトランスフォーム(業態改革)に踏み出す時と認識しております。会員事業所それぞれの成長なくして、山梨県印刷工業組合の発展はございません。新体制での新たな組合活動に組合員皆様のご協力を頂きながら一歩一歩進んで参りたいと存じます。皆様のなお一層のご協力をお願い申し上げます。

kyounandou.jpg
【(株)峡南堂印刷所】

aoyagi.png
【青柳印刷(株)】


shokoku.png
【(株)少國民社】


higu.jpg
【(有)樋口印刷】


sudama.jpg
【(株)ピー・エス・ワイ】


相互印刷バナー200×50.jpg
【相互印刷(株)】


【(株)佐野印刷】


koubun.gif
㈱光文堂